助け合い

 

助け合い ( たすけあい )     助け合いについてまとめて読む

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2010年01月28日 22:41:33
2009年11月18日 10:45:01
2009年11月21日 16:00:59
2010年01月2日 00:06:01
2009年11月18日 10:30:00

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私の葬式 - 坂口 安吾
  • ...いるうちこそ、色々と助け合い、励まし合うことが大切で、死後の葬式の盛儀を祈るなどゝいうことに、私は関心を持ちたいとは思わない。  私自身は、私自身の死後の名声などゝいうことは考えていないのである。然し、それは仕事をソマツにするということではない。仕事には全力を賭けること、これは仕事というもの、つまり生きることを真に理解するものには当然のこと、むしろ、生のほかに死後というものを考える人の方に、生きることの全的な没入や努力は分らないのだろうと思う。生きること、全我を賭けて努力し生きることを知るものには、死後はないと私は思う。  告別式の盛儀などを考えるのは、生き方の貧困のあらわれにすぎず、貧困...
その年 - 宮本 百合子
  • ...初めての経験で、まア助け合いながら十分勇敢に、且つ賢明にやる覚悟ですから、決して御心配はいらんです」  そういう云いまわしなどでも源一とはちがうその若い軍曹は、一応お茂登との挨拶がすむと、てきぱきとしたとりなしで弟に向い、 「いいか、これは重要なもんで。二階の棚にしまっておいて呉れ。お前が責任もって保管して呉れ、わかったな」 などと、トランクの整理にとりかかった。自然、お茂登親子はそこからなるたけ離れたこっちの窓際にかたまって、声も低く、 「今のうち、これ見ておき。足らんもんでもあったら、買うて来にゃならんけ」  膝の前に、持って来た風呂敷包みをひろげるのであった。  親子が初...
家庭愛増進術 ――型でなしに - 岡本 かの子
  • ...。  両方で適度に助け合い世話もやかせ合わなければ両者の親愛はむしろ保てないと私の生活意識の一部分が明確に感じて居ます。  自分の大切な生命力をついやさ無(な)いものに本当の愛念(あいねん)の残るはずはありません。自分の仕事が実にいそがしい主人が、たまにはめんどうと思っても、主人は主人のひまを割(さ)いてわたくしの為(ため)にして呉(く)れます。(他所へつれて出てもらうことより今の処(ところ)別に何も世話はやかせませんが)それが習慣となれば随(したが)って自然にその時々のわたくしへの労力と思って呉れるでしょう。  元来(がんらい)家事にむかない私が自分の研究の暇(ひま)をさいて、とにかく...
いとこ同志 - 宮本 百合子
  • ...であるように、お互に助け合い、其の人々の持っているよい点を尚お磨きながら、楽しく睦じく、そして正しく暮して行くべきだと云う事を、芳子さんは知っているのです。  ところが、或る日、五時間目の地理が済んで、皆と一緒に芳子さんも家へ帰ろうとして居りますと、受持の先生からお使が来ました。小使は、先生が御用ですからお帰りに教員室に来て下さいと云って、丸い、禿げた頭を振りながら出て行きました。 「何の御用なのかしらん」  芳子さんは、お包を抱えながら、思わず独言を云いました。何でお呼びになるのか、一向見当がつきません。けれども、何も悪い事をした覚えのない芳子さんは、ちっとも不思議にも、厭にも思いませ...
恩讐の彼方に - 菊池 寛
  • ...ったと見え、お互いに助け合いながら、無言のままに急いで来た。  二人が、丸葉柳の茂みに近づくと、市九郎は、不意に街道の真ん中に突っ立った。そして、今までに幾度も口にし馴れている脅迫の言葉を浴せかけた。すると、男は必死になったらしく、道中差を抜くと、妻を後に庇(かば)いながら身構えした。市九郎は、ちょっと出鼻を折られた。が、彼は声を励まして、「いやさ、旅の人、手向いしてあたら命を落すまいぞ。命までは取ろうといわぬのじゃ。有り金と衣類とをおとなしく出して行け!」と、叫んだ。その顔を、相手の男は、じいっと見ていたが、 「やあ! 先程の峠の茶屋の主人ではないか」と、その男は、必死になって飛びかかっ...


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