北国

 

北国 ( ほっこく )     北国についてまとめて読む

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2009年10月20日 02:01:20
  • アイドレス一覧 - 後ほねっこ男爵領 - アイドレス一覧 記事1を表示記事1を非表示 2009-10-20 02:01 記事の概要:
    個人着用アイドレス(12枠まで) 1 北国人+帝國軍歩兵+帝國軍歩兵 2 北国人+犬妖精+魔法使い 3 北国人+整備士2+パイロット 4 高位北国人+帝國軍歩兵+帝國軍歩兵 5
2009年11月21日 02:30:50
2010年01月2日 23:59:59
2009年11月7日 16:30:02
2009年11月2日 12:10:57

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虱 - 芥川 竜之介
  • ...り、流石(さすが)に北国生れの若侍も、多くは歯の根が合はないと云ふ始末であつた。  その上、船の中には、虱(しらみ)が沢山ゐた。それも、着物の縫目にかくれてゐるなどと云ふ、生やさしい虱ではない。帆にもたかつてゐる。幟にもたかつてゐる。檣(ほばしら)にもたかつてゐる。錨(いかり)にもたかつてゐる。少し誇張して云へば、人間を乗せる為の船だか、虱を乗せる為の船だか、判然しない位である。勿論その位だから、着物には、何十匹となくたかつてゐる。さうして、それが人肌にさへさはれば、すぐに、いい気になつて、ちくちくやる。それも、五匹や十匹なら、どうにでも、せいとうのしやうがあるが、前にも云つた通り、白胡麻(...
日光小品 - 芥川 竜之介
  • ...のつづいた大野には、北国めいた、黄葉した落葉松(からまつ)が所々に腕だるそうにそびえて、その間をさまよう放牧の馬の群れはそぞろに我々の祖先の水草を追うて漂浪した昔をおもい出させる。原をめぐった山々はいずれもわびしい灰色の霧につつまれて、薄い夕日の光がわずかにその頂をぬらしている。  私は荒涼とした思いをいだきながら、この水のじくじくした沼の岸にたたずんでひとりでツルゲーネフの森の旅を考えた。そうして枯草の間に竜胆(りんどう)の青い花が夢見顔に咲いているのを見た時に、しみじみあの I have nothing to do with thee という悲しい言が思い出された。      巫女...
一人の無名作家 - 芥川 竜之介
  • ...)でしたか、なんでも北国の方の同人(どうじん)雑誌でした。今では、その雑誌の名も覚えて居ませんが、平家物語(へいけものがたり)に主題を取つて書いた小説の載(の)つてゐるのを見たことがあります。その作者は、おそらく青年だつたらうと思ひます。  その小説は、三回に分れて居りました。  一は、平家物語の作者が、大原御幸(おほはらごかう)のところへ行つて、少しも筆が進まなくなつて、困り果てて居るところで、そのうち、突然、インスピレエシヨンを感じて、――甍(いらか)破れては霧(きり)不断(ふだん)の香(かう)を焚(た)き、枢(とぼそ)落ちては月|常住(じやうぢゆう)の灯(ともしび)を挑(かか)ぐ――...
生まれいずる悩み - 有島 武郎
  • ...こんで土間に立った。北国の冬の日暮らしにはことさら客がなつかしまれるものだ。なごりを心から惜しんでだろう、農場の人たちも親身(しんみ)にかれこれと君をいたわった。すっかり頭巾(ずきん)をかぶって、十二分に身じたくをしてから出かけたらいいだろうとみんなが寄って勧めたけれども、君は素朴(そぼく)なはばかりから帽子もかぶらずに、重々しい口調で別れの挨拶(あいさつ)をすますと、ガラス戸を引きあけて戸外に出た。  私はガラス窓をこずいて外面に降り積んだ雪を落としながら、吹きたまったまっ白な雪の中をこいで行く君を見送った。君の黒い姿は――やはり頭巾をかぶらないままで、頭をむき出しにして雪になぶらせた――...
星座 - 有島 武郎
  • ...涼とした感じが、もう北国の自然には逼(せま)ってきていた。  園の手は自分でも気づかないうちに、外套と制服の釦(ボタン)をはずして、内|衣嚢(かくし)の中の星野から託された手紙に触れていた。表に「三隅ぬい様」、裏に「星野」とばかり書いてあるその封筒は、滑らかな西洋紙の触覚を手に伝えて、膚(はだ)ぬくみになっていた。園は淋しく思った。そして気がついてゆるみかかった歩度を早めた。  碁盤(ごばん)のように規則正しい広やかな札幌の往来を南に向いて歩いていった。ひとしきり明るかった夕方の光は、早くも藻巌山(もいわやま)の黒い姿に吸いこまれて、少し靄(もや)がかった空気は夕べを催すと吹いてくる微風に...

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