北朝鮮

 

北朝鮮 ( きたちょうせん )     北朝鮮についてまとめて読む

アジアの国の一つ
核を保有しているとされる

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人間イヴの誕生 - 宮本 百合子
  • ...あって拍手している南北朝鮮からの代表チュ・エンたちの姿がある。しっかりとして、たくさんの苦労をしのいで来ていることが報告をよんでいる五十がらみのその顔つきににじみ出ている中国代表のツァイ・チャンや、作品でなじみのあるフランスのユージニ・コトンや副議長であるソヴェトのニナ・ポポヴァの立派さに加えて、これらのアジアからの婦人代表たちが、堂々と帝国主義の侵略とファシズムに反対して、民族の独立と平和を主張している姿は、わたしたちの目に涙さえ浮ばせる。朝鮮服を着て、朝鮮の姓名をなのって、朝鮮の言葉で話すことさえ、日本の植民地政策で禁じられていた朝鮮の女性たちが、きょう世界に向って自分たちの民族の幸福のた...
播州平野 - 宮本 百合子
  • ...た。迅速に占領された北朝鮮や満州などの戦略地点が報道されると、五兵衛は、野良もんぺを穿いただけの裸の体を、ぺったりとうつ伏せて縁側ごしに畳の上へ汗で黒く光る顔をおとした。 「日本も、はあ、こんで、仕舞った!」  ニュースがすんでから、ひろ子が、自分に向って納得のため、というように云った。 「しかし、此は案外な事なのかもしれないよ。浦塩から日本まで爆撃機で三時間位でしょう。本当に潰す気なら、どうして、そっちをしないで、朝鮮や満州を抑えているのさ、ね? 始りにキッカケがいる、終るにもキッカケがいる、そんなこともあるんじゃないかしら」 「――なるほどね」  五兵衛は頬骨の高い顔をもち上げて...
新しいアジアのために アジア婦人大会によせて - 宮本 百合子
  • ...度線を区ぎりとして、北朝鮮の人民共和国が見えます。その東に、太平洋に弓なりにかかって、わたしたちの祖国日本があります。  けれども、今日アジアの地図の中に見る日本は、わたしたちの心を苦痛でみたします。ソヴェト同盟の国境、朝鮮、満州をふくむ中華人民共和国、ビルマ、シャム、マライ、印度支那、フィリピン、とアジアの地図に描かれているどの国々をみても、こんどの戦争で日本の軍隊が侵略しなかった土地はありません。そしてそれらの国の果て果てで、平和な生活の中では勤勉な市民であり、思いやりのある若者たちでもあった数十・数百万の人々が、軍の力で気を狂わせられていなかったら、決して行わなかった残虐の数々を強いら...
あとがき(『モスクワ印象記』) - 宮本 百合子
  • ...歩きはじめて、中国や北朝鮮のひとびとの現実の建設を眼近にみるにつれ、遠い一つの社会主義的実験国のように思われていたソヴェト同盟の生き方が、案外にも日本のわたしたちの日常につらなったものであることが実感されはじめてきている。ところが今日のわたしたちの一方の耳からは絶えずソヴェトに対する中傷や事実の不明な流説がつぎこまれるためにソヴェト社会の実際をありのままに知りたいという気持は一層切実な要求となっている。  ふたむかし前のモスクワといえば地下鉄さえなかった。ナチスが侵略して来たとき、雄々しく闘って、世界の民主主義と自分たちの社会を守った青年や少女はやっと生れたばかりであったろう。五ヵ年計画はそ...
文学と生活 - 宮本 百合子
  • ...主主義政権が確立し、北朝鮮の共和政権が生れ、一九四九年十月には中華人民共和国が出発した。わたしたちが日本のこんにちの現実の中に生き、そして死ななければならない八千五百万の日本人民の一人としての自分の人生を思うとき、たとえば全面講和の要求にしろ、まったくわたしたちの直接な世界平和への良心の声であり、軍事的奴隷としてでなく生きることを欲している独立市民の声である。  小説をかこうとするひとはおしきせの感じかた、考えかたで満足しないで、自分の実感を大切にしなければならないと、中野重治が云っている。  過去の文学では、実感というものが、私小説的に狭くとりあつかわれて来ている。その作家固有の個人...


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