君が代

 

君が代 ( きみがよ )     君が代についてまとめて読む

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2010年01月19日 16:56:08
2009年11月9日 20:41:41
2009年10月18日 11:16:04
2010年01月21日 06:11:35
2010年02月1日 20:50:01

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詩人論 - 山路 愛山
  • ...べ)なるかな、人は「君が代」よりも「梅の春」を聴んと急ぐや。嘗て英国の国歌を誦するを聴く、声昂り調高し鼓舞作興の妙言ふべからず、誠に大国の音(おん)なるが如し。古の詩形を以て今の耳に訴へんとす、猶古代の燈を以て今の電燈に代へんとするが如し。  新体詩家宜しく音楽の理に於て通ずる所あるべし、音と人心との関係に於て詳(つまびら)かにする所あるべし。斯の如くにして詩形始めて生ぜん。  人、怒れば其声|励(はげ)し、其声励しければ即ち句々断続す。人喜べば其声和す、其声和すれば即ち句々|繚繞(れうぜう)して出づ、七情の動く所、声調乃ち異なり、詩人たる者此理を知らざるべからず、而して此れ文典の教へざる...
廃墟から - 原 民喜
  • ...、 「さつきから『君が代』がしてゐるのだが、どうしたのかしら」と不思議さうに訊ねるのであつた。  私ははつとして、母屋の方のラジオの側へつかつかと近づいて行つた。放送の声は明確にはききとれなかつたが、休戦といふ言葉はもう疑へなかつた。私はじつとしてゐられない衝動のまま、再び外へ出て、病院の方へ出掛けた。病院の玄関先には次兄がまだ呆然と待たされてゐた。私はその姿を見ると、 「惜しかつたね、戦争は終つたのに……」と声をかけた。もう少し早く戦争が終つてくれたら――この言葉は、その後みんなで繰返された。彼は末の息子を喪つていたし、ここへ疎開するつもりで準備してゐた荷物もすつかり焼かれてゐたのだつ...
廃墟から - 原 民喜
  • ...、 「さっきから『君が代』がしているのだが、どうしたのかしら」と不思議そうに訊(たず)ねるのであった。私ははっとして、母屋の方のラジオの側(そば)へつかつかと近づいて行った。放送の声は明確にはききとれなかったが、休戦という言葉はもう疑えなかった。私はじっとしていられない衝動のまま、再び外へ出て、病院の方へ出掛けた。病院の玄関先には次兄がまだ茫然(ぼうぜん)と待たされていた。私はその姿を見ると、 「惜しかったね、戦争は終ったのに……」と声をかけた。もう少し早く戦争が終ってくれたら――この言葉は、その後みんなで繰返された。彼は末の息子(むすこ)を喪(うしな)っていたし、ここへ疎開するつもりで準...
寒山落木 巻一 - 正岡 子規
  • ...郊外に行く】 春 君が代の苗代見せう都人 ふきかへす簾の下やはすの花 【ある人のみまかりしをいたみて】 此上にすわり給へとはすの花 のびたらで花にみじかきあふひ哉 屏の上へさきのほりけり花葵 手水鉢横にころけて苔の花 【少年の寫眞に題す】 竹の子のきほひや日※に二三寸 【蟠松子の村莊をいづる時】 門さきにうつむきあふや百合の花 眞帆片帆どこまで行くぞ青嵐 紫陽花や壁のくづれをしぶく雨 何代の燈籠の苔か雪の下 【信州山中】 鶯や野を見下せは早苗とり 鰻まつ間をいく崩れ雲の峯 藻の花や鶺鴒の尾のすれ/\に 岩※のわれめ/\や山つゝじ 【舟...
異郷 - 寺田 寅彦
  • ...、仕方なしにピアノで君が代のメロディだけ弾いたら、誰かが大変悲しい感じがするではないかと云った。  チンネフ君と一つの室に寝た。室には電燈も何もなかった。蝋燭(ろうそく)を消したら真暗になった。ひしひしと夜寒が身に沁みた。チンネフ君はベットに這入(はい)ってから永い間ゴソゴソ音を立てて動いていたが、それがどうしているのだか、異国人の自分にはどうしても想像が出来なかった。  翌日はレエゲンシタインの古城を見に行った。ただ一塊りの大きな岩山を切り刻んで出来たものである。何となしに鬼ヶ島を思わせた。囚虜(しゅうりょ)を幽閉したという深い井戸のような穴があった。夜にでもなったら古い昔のドイツ戦士の...


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