宮沢賢治

 

宮沢賢治 ( みやざわけんじ )     宮沢賢治についてまとめて読む

岩手・花巻市出身明治29年〜昭和8年。銀河鉄道の夜、やまなし、なめとこ山の熊、セロ弾きのゴーシュどんぐりと山猫などの作者。

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2010年02月6日 13:45:00
2009年10月17日 10:36:02
  • 宮沢賢治記念館 - パンフで観光 - 宮沢賢治記念館 記事2を表示記事2を非表示 2009-10-17 10:36 記事の概要:
    宮沢賢治記念館 宮沢賢治記念館は、詩や童話、教育、農業、科学と多彩な活動を繰り広げた賢治の世界に親しんでもらうための施設です。昭和57年(1982年)9月21日(9月21日は
2010年01月1日 21:36:08
2009年05月24日 17:29:02
2009年11月30日 19:46:00

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化物丁場 - 宮沢 賢治
  • 化物丁場 宮沢賢治  五六日続いた雨の、やっとあがった朝でした。黄金(きん)の日光が、青い木や稲を、照してはゐましたが、空には、方角の決まらない雲がふらふら飛び、山脈も非常に近く見えて、なんだかまだほんたうに霽(は)れたといふやうな気がしませんでした。  私は、西の仙人(せんにん)鉱山に、小さな用事がありましたので、黒沢尻(くろさはじり)で、軽便鉄道に乗りかへました。  車室の中は、割合|空(す)いて居(を)りました。それでもやっぱり二十人ぐらゐはあったでせう。がやがや話して居りました。私のあとから入って来た人もありました。  話はここでも、本線の方と同じやうに、昨日までの雨...
花椰菜 - 宮沢 賢治
  • 花椰菜 宮沢賢治  うすい鼠(ねずみ)がかった光がそこらいちめんほのかにこめてゐた。  そこはカムチャッカの横の方の地図で見ると山脈の褐色(かっしょく)のケバが明るくつらなってゐるあたりらしかったが実際はそんな山も見えず却(かへ)ってでこぼこの野原のやうに思はれた。  とにかく私は粗末な白木の小屋の入口に座ってゐた。  その小屋といふのも南の方は明けっぱなしで壁もなく窓もなくたゞ二尺ばかりの腰板がぎしぎし張ってあるばかりだった。  一人の髪のもぢゃもぢゃした女と私は何か談(はな)してゐた。その女は日本から渡った百姓のおかみさんらしかった。たしかに肩に四角なきれをかけてゐた。...
林の底 - 宮沢 賢治
  • 林の底 宮沢賢治 「わたしらの先祖やなんか、  鳥がはじめて、天から降って来たときは、  どいつもこいつも、みないち様(やう)に白でした。」 「黄金(きん)の鎌(かま)」が西のそらにかゝつて、風もないしづかな晩に、一ぴきのとしよりの梟(ふくろふ)が、林の中の低い松の枝から、斯(か)う私に話しかけました。  ところが私は梟などを、あんまり信用しませんでした。ちょっと見ると梟は、いつでも頬(ほほ)をふくらせて、滅多(めった)にしゃべらず、たまたま云(い)へば声もどっしりしてますし、眼(め)も話す間ははっきり大きく開いてゐます、又木の陰の青ぐろいとこなどで、尤(もっと)もらしく肥...
茨海小学校 - 宮沢 賢治
  • 茨海小学校 宮沢賢治  私が茨海(ばらうみ)の野原に行ったのは、火山弾(かざんだん)の手頃(てごろ)な標本を採るためと、それから、あそこに野生の浜茄(はまなす)が生えているという噂(うわさ)を、確めるためとでした。浜茄はご承知のとおり、海岸に生える植物です。それが、あんな、海から三十里もある山脈を隔(へだ)てた野原などに生えるのは、おかしいとみんな云(い)うのです。ある人は、新聞に三つの理由をあげて、あの茨海の野原は、すぐ先頃(せんころ)まで海だったということを論じました。それは第一に、その茨海という名前、第二に浜茄の生えていること、第三にあすこの土を嘗(な)めてみると、たしかに少...
惰眠洞妄語 - 辻 潤
  • ...るわけだ。  宮沢賢治という人は何処の人だか、年がいくつなのだか、なにをしている人なのだか私はまるで知らない。しかし、私は偶然にも近頃、その人の『春と修羅』という詩集を手にした。  近頃珍しい詩集だ。――私は勿論詩人でもなければ、批評家でもないが――私の鑑賞眼の程度は、若し諸君が私の言葉に促されてこの詩集を手にせられるなら直ぐにわかる筈だ。  私は由来気まぐれで、甚だ好奇心に富んでいる――しかし、本物とニセ物の区別位は出来る自信はある。  私は今この詩集から沢山のコーテェションをやりたい慾望があるが――。  わたしという現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です(あらゆる...


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