工学部

 

工学部 ( こうがくぶ )     工学部についてまとめて読む

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2009年11月11日 23:10:52
2009年11月20日 15:40:31
2010年01月11日 01:36:08
2010年01月13日 22:21:10
2010年01月11日 01:36:06

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シェイクスピアの郷里 - 野上 豊一郎
  • ...になるらしく、三男も工学部に入学ができたという知らせがあったので、私たちは久しぶりでほがらかな気持になって旅に出かけられたのであった。  誰かが、ストラトフォード・オン・エイヴォンのことをイギリスのメッカだと言っていたが、少くともイギリス文学をかじってる者にとっては、シェイクスピアの生れた土地、シェイクスピアの骨の埋もってる土地を見に行くのは、回教徒が聖地へ巡礼に出かけるようなものである。私にとっても、これまでたびたびシェイクスピアについて講義をしたこともあり、東京を立つ前には『マクベス』の翻訳を出したばかりではあり、『オセロー』にも手をつけたままで出かけて来たようなわけではあり、何かにつけ...
埋もれた漱石伝記資料 - 寺田 寅彦
  • ...転じ、しばらくの間は工学部のある教室のバラックの仮事務所に出入りしていて、研究所の本建築が出来上がると同時にその方に引越した。こうして転々と居所を変えている間にどうしたことか、元の部屋の机の抽出しの事をすっかり忘れてしまっていたのである。つい近頃になって「B教授の追憶」を書くときにふとそのB教授の手紙を想い出すと同時にこの抽出しとS先生の手紙を想い出したのであったが、今ではもう昔の教室の建物はすっかり取毀(とりこわ)されてしまって、昔の机などどうなったか行衛(ゆくえ)も分らず、ましてやその抽出しの中の古手紙など尋ねるよすがもなくなってしまった訳である。実に申訳のない次第である。  S先生の手...
漱石さんのロンドンにおけるエピソード 夏目夫人にまゐらす - 土井 晩翠
  • ...一さん(今日京都大学工学部教授)の親切にもルーアン迄の御出迎を受けて同日夕パリに着き、パンテオン附近、カーテルラタンのスーフロウ館、和田英作さん、中村不折さん、中川孝太郎さんの宿に落ちつきました。そして翌年(三十六年)三月頃から南欧の旅に立ち、イタリヤの南端シシリイ島を極として再び北に帰り、瑞西、独乙に各数月を過し、帰国準備のため、ロンドンに帰つたのは三十七年の秋、日露戦役の闌なりし頃、そして懐しい日東帝国に帰つたのは同年十一月です。  夏目さんの失脚を覗つたなら英国で神妙に英語英文を研究して機会を待つたであらうとは常識にも考へられぬでせうか。  帰国後、父の望なので東京には住せず、仙台に...
空を飛ぶパラソル - 夢野 久作
  • ...は、ツイこの頃、九大工学部に起ったチョットした事件を物にすべく、福岡市外|筥崎町(はこざきちょう)の出外れに在る赤|煉瓦(れんが)の正門を、ブラリブラリと這入(はい)りかけていたのであったが、あんまり暑いので、阿弥陀にしていた麦稈(むぎわら)帽子を冠り直しながら、何の気もなく背後(うしろ)をふり帰ると、ハッとして立ち止まった。  工学部の正門前は、広い道路を隔てて、二三里の南に在る若杉山の麓(ふもと)まで、一面の水田になっていて、はてしもなく漲(みなぎ)り輝く濁水(にごりみず)の中に、田植笠が数限りなく散らばっている。その田の中の畦道(あぜみち)を、眼の前の道路から一町ばかり向うの鉄道線路ま...
坑鬼 - 大阪 圭吉
  • ...き盛りの若さで、東大工学部出身の秀才であったが、その癖蒼くなって机に噛(かじ)りついているのが大嫌いで、暇さえあれば鉄砲を持って熊の足跡をつけ廻していようと云う――日焼のした赧(あか)ら顔で、慓悍(ひょうかん)な肩をゆすって笑ったりすると、机の上の図面が舞って仕舞いそうな声を出す人であった。  さて、報らせを受けてその菊池技師が、滝口坑へやって来た時には、請願巡査は管区の警察へ求援に出掛け、峯吉の安全燈(ランプ)を発見した係長は、検屍も瓦斯(ガス)検査もひとまず投げ出して事務所へとじこもり、不安気な様子で頭痛あたまを抱えていた。  係長は、しかし菊池技師の顔を見ると、幾分元気をとり戻した。...


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