( にち )     日についてまとめて読む

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2009年11月17日 21:50:56
  • 3月はこちら - 魅琉句 - 3月はこちら 記事1を表示記事1を非表示 2009-11-17 21:50 記事の概要:
    3月 主な行事未定 1       17 2       18        3       19        4
2009年11月17日 21:50:57
  • 2月はこちら - 魅琉句 - 2月はこちら 記事2を表示記事2を非表示 2009-11-17 21:50 記事の概要:
    2月 主な行事未定 1       17 2       18        3       19        4
2009年11月24日 21:05:26
  • 1月はこちら - 魅琉句 - 1月はこちら 記事3を表示記事3を非表示 2009-11-24 21:05 記事の概要:
    1月 主な行事未定   1 元旦    17 2       18        3       19        4
2009年11月3日 22:37:00
  • カレンダー - 長徳寺 - カレンダー 記事4を表示記事4を非表示 2009-11-03 22:37 記事の概要:
    ■平成21年11月1) 2(月) 3(火) 4(水) 5(木) 6(金) 7(土) 8) 9(月) 10(火) 11(水) 12(木) 13(金) 14(土
2010年01月19日 18:20:00

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あの頃の自分の事 - 芥川 竜之介
  • ...(き)いて見たら、休日だつたと云ふ話をした。彼は電車へ乗る心算(つもり)で、十銭持つて歩きながら、途中で気が変つて、煙草屋へはいると、平然として「往復を一つ」と云つた人間だからこんな事は家常茶飯である。その中(うち)に、傴僂(せむし)のやうな小使が朝の時間を知らせる鐘を振つて、大急ぎで玄関を通りすぎた。  朝の時間はもう故人になつたロオレンス先生のマクベスの講義である。松岡と分れて、成瀬と二階の教室へ行くと、もう大ぜい学生が集つて、ノオトを読み合せたり、むだ話をしたりしてゐた。我々も隅の方の机に就いて、新思潮へ書かうとしてゐる我々の小説の話をした。我々の頭の上の壁には、禁煙と云ふ札が貼つてあ...
あばばばば - 芥川 竜之介
  • ...軍の学校へ赴任した当日だつたかも知れない。彼はふとこの店へマツチを一つ買ひにはひつた。店には小さい飾り窓があり、窓の中には大将旗を掲げた軍艦|三笠(みかさ)の模型のまはりにキユラソオの壜だのココアの罐だの干(ほ)し葡萄(ぶだう)の箱だのが並べてある。が、軒先に「たばこ」と抜いた赤塗りの看板が出てゐるから、勿論マツチも売らない筈はない。彼は店を覗(のぞ)きこみながら、「マツチを一つくれ給へ」と云つた。店先には高い勘定台(かんぢやうだい)の後ろに若い眇(すがめ)の男が一人、つまらなさうに佇(たたず)んでゐる。それが彼の顔を見ると、算盤(そろばん)を竪(たて)に構へたまま、にこりともせずに返事をした...
鴉片 - 芥川 竜之介
  • ...レエルの作品を始めて日本に紹介したのは多分堀口大学氏であらう。僕はもう六七年前に「三田文学」の為に同氏の訳した「キツネ」艦の話を覚えてゐる。 「キツネ」艦の話は勿論(もちろん)、フアレエルの作品に染(し)みてゐるものは東洋の鴉片(アヘン)の煙である。僕はこの頃矢野目源一氏の訳した、やはりフアレエルの「静寂の外に」を読み、もう一度この煙に触れることになつた。尤(もつと)もこの「静寂の外に」は芳(かんば)しい鴉片の匂の外にも死人の匂をも漂はせてゐる。「ポオとボオドレエル」兄弟商会の造つた死人の匂をも漂はせてゐる。 「おや、聞えたぞ。いや、空耳だらう。己にはわからない。死人の土地から洩れて来るに...
或阿呆の一生 - 芥川 竜之介
  • ...  昭和二年六月二十日 芥川龍之介      久米正雄君      一 時代  それは或本屋の二階だつた。二十歳の彼は書棚にかけた西洋風の梯子(はしご)に登り、新らしい本を探してゐた。モオパスサン、ボオドレエル、ストリントベリイ、イブセン、シヨウ、トルストイ、……  そのうちに日の暮は迫り出した。しかし彼は熱心に本の背文字を読みつづけた。そこに並んでゐるのは本といふよりも寧(むし)ろ世紀末それ自身だつた。ニイチエ、ヴエルレエン、ゴンクウル兄弟、ダスタエフスキイ、ハウプトマン、フロオベエル、……  彼は薄暗がりと戦ひながら、彼等の名前を数へて行つた。が、本はおのづからもの...


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