書き込み

 

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2009年11月24日 19:56:12
2009年11月3日 20:06:08
2009年12月15日 09:54:53
2009年10月30日 10:46:05
2009年12月8日 02:36:41

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共産党公判を傍聴して - 宮本 百合子
  • ...ていた鉛筆でそれぞれ書き込み、職業というところでゆきつまりました。失業中なのです、(何と書こうかしら)と云ったら○○○さんが「失業と書きなさいよ。貴女がわるいんじゃあるまいし」と云うので、失業と書きました。さっき紙をわけた巡査がその紙をうけとって書いてあることをよんでから、「一寸立って下さい」と云い、立つと袂をいじったり、帯をなでたりして軽く身体検査をやります。若い男のひとが鳥打帽をかぶっていたら、それをぬがせて、手の中に揉んでしらべました。  その室から今度は大階段に向っての廊下にみんな二列に立ちました。そして、病院の廊下のような感じのあるところから公判廷に入りました。  私は、これまで...
暴風雨に終わった一日 - 松本 泰
  • ...死人台帳に宝沢の名を書き込み、その日の日記の終わりに――宝沢法人、鴨猟(かもりょう)のため、兜岩に赴き、暴風雨に遭難、溺死(できし)す。享年四十二歳。  と付記した。 底本:「清風荘事件 他8編」春陽文庫、春陽堂書店    1995(平成7)年7月10日初版発行 入力:大野晋 校正:ちはる 2001年4月30日公開 2006年4月15日修正 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
深く静に各自の路を見出せ - 宮本 百合子
  • ...行動の下に、よし、と書き込み、悪いと云われればまた、同じ総体を、一言の下に、恐るべき悪行と断定する。人生の、あらゆる行為の価値は、明に個々の行為者に属しているもので、或る善の定義(デフィニション)は、彼も此も人類の一員であるという点で共通ではあっても、その運用価値は、全く各個人によってすっかり違って来ることなどは、まるで忘却されたように見えるのである。  深い、深い自己の意識、自分の来た処、これから行こうとする処、それ等を、不滅な人類の生存感にまで引あげて我々が人生を全き我が眼で眺めた時、果して世の中はこれほど塵(ほこり)っぽく騒々しくあらねばならないものだろうか。  極言すれば、理想を高...
爾雅の新研究 - 内藤 湖南
  • ...徳之首」といふ著者の書き込みがある。]※疏には易の文言の元者善之長也を引いて居り、又邵晉涵の爾雅正義には呂氏春秋造類篇に元者吉之始也とあるのを擧げ、又た説苑奉使篇に史黯曰元者吉之始也を引いてあるが、この造類は召類の誤りであるらしく、召類篇には史黯を史默に作つてあるが、是れはいづれも易の渙卦の爻辭によつて説を爲したもので、文言を引いたのと同意義である。易の經に列したのは春秋より先だとも考へられないから茲に問題としない。それで以上の證據から次の如き疑問を發することが出來る。即ち爾雅の釋詁が最初に製作せられた時には未だ春秋は製作せられてゐなかつたのではないかといふことである。少くとも爾雅の如き辭書に...
秦の憂愁 - 豊島 与志雄
  • ...あった。鉛筆で簡単な書き込みがあった。――御隙ならば御来駕願い度く、この使者が御案内仕る可く、当方より参向すべきを、失礼の段御容赦下され度く候。  星野は飛び上った。廊下には一人の中国人が待っていた。招じ入れると、彼は恭しく一揖して、扉のそばに佇んだきりだった。星野はじっと眺めた。三十年配の頑丈な男で、折目の着くずれた背広服をつけ広い額と低めの鼻とが目についた。  星野は行くことにきめた。 「場所は、遠いんですか。」 「近くであります。」と男ははっきりした日本語で答えた。  星野は電話にかかって、その晩逢うことにしていた知人に、差支えが出来た旨を断り、帽子を取って出かけた。途々、彼は...


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