( せい )     正についてまとめて読む

城郭都市を征服した軍は 正しい。 http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/09a1d50ba0f1df5093a71bb684c42162

元来、正には征の意も含まれていたあるいは、征の意が主であったのかもしれない。
それではあんまりなので、? 余りに露骨なので? 
征服の征が意味上の包摂分離されたという、、。

学問における正しさも、学界を征服してこそ、であろう。ある説でもって、学界が征服される、そのときその説は、定説となっただろう。

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2010年02月6日 12:51:22
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あの頃の自分の事 - 芥川 竜之介
  • ...て、学校へ行つたら、正門前でやはり制服を着た成瀬に遇(あ)つた。こつちで「やあ」と云ふと、向うでも「やあ」と云つた。一しよに角帽を並べて、法文科の古い煉瓦造(れんぐわづくり)の中へはいつたら、玄関の掲示場の前に、又和服の松岡がゐた。我々はもう一度「やあ」と云つた。  立ちながら三人で、近々出さうとしてゐる同人雑誌『新思潮』の話をした。それから松岡がこの間、珍しく学校へ出て来て、西洋哲学史か何かの教室へはいつたが、何時(いつ)まで待つても、先生は勿論学生も来る容子(ようす)がない。妙だと思つて、外へ出て小使に尋(き)いて見たら、休日だつたと云ふ話をした。彼は電車へ乗る心算(つもり)で、十銭持つ...
あばばばば - 芥川 竜之介
  • ...ルクの広告であらう。正面の柱には時計の下に大きい日暦(ひごよみ)がかかつてゐる。その外(ほか)飾り窓の中の軍艦三笠も、金線サイダアのポスタアも、椅子も、電話も、自転車も、スコツトランドのウイスキイも、アメリカの乾(ほ)し葡萄(ぶだう)も、マニラの葉巻も、エヂプトの紙巻も、燻製(くんせい)の鰊(にしん)も、牛肉の大和煮(やまとに)も、殆ど見覚えのないものはない。殊に高い勘定台の後ろに仏頂面(ぶつちやうづら)を曝(さら)した主人は飽き飽きするほど見慣れてゐる。いや、見慣れてゐるばかりではない。彼は如何(いか)に咳(せき)をするか、如何に小僧に命令をするか、ココアを一罐買ふにしても、「Fry よりは...
鴉片 - 芥川 竜之介
  • ...人かげは見えない。「正に徘徊(はいくわい)の間、俄(には)かに数人あり、一婦を擁して遠きより来り、この門の外に至る。」それから彼等はどう云ふ量見か、婦人の上下衣を奪つてしまつた。婦人はまだ年少である。のみならず姿色もない訣ではない。「瑩然(えいぜん)として裸立す、羞愧(しうき)の状、殆ど堪ふ可からず。」気を負うた賈(か)は直ちに進んで彼等の無状を叱りつけた。 「汝輩(なんぢがはい)、何びとぞ。敢て無礼を肆(し)する?」  しかし彼等は微笑したまま、かう云ふ返答をしただけである。 「此れ何ぞ異とするに足らん。」 「言、未だ畢(をは)らず。門|忽(たちま)ち啓(ひら)く。数人有り。一巨桶(...
或阿呆の一生 - 芥川 竜之介
  • ...介      久米正雄君      一 時代  それは或本屋の二階だつた。二十歳の彼は書棚にかけた西洋風の梯子(はしご)に登り、新らしい本を探してゐた。モオパスサン、ボオドレエル、ストリントベリイ、イブセン、シヨウ、トルストイ、……  そのうちに日の暮は迫り出した。しかし彼は熱心に本の背文字を読みつづけた。そこに並んでゐるのは本といふよりも寧(むし)ろ世紀末それ自身だつた。ニイチエ、ヴエルレエン、ゴンクウル兄弟、ダスタエフスキイ、ハウプトマン、フロオベエル、……  彼は薄暗がりと戦ひながら、彼等の名前を数へて行つた。が、本はおのづからもの憂い影の中に沈みはじめた。彼はとうとう...
或敵打の話 - 芥川 竜之介
  • ...(かんぶん)十一年の正月、雲州(うんしゅう)松江(まつえ)祥光院(しょうこういん)の墓所(はかしょ)には、四基(しき)の石塔が建てられた。施主は緊(かた)く秘したと見えて、誰も知っているものはなかった。が、その石塔が建った時、二人の僧形(そうぎょう)が紅梅(こうばい)の枝を提(さ)げて、朝早く祥光院の門をくぐった。  その一人は城下に名高い、松木蘭袋(まつきらんたい)に紛(まぎ)れなかった。もう一人の僧形は、見る影もなく病み耄(ほう)けていたが、それでも凛々(りり)しい物ごしに、どこか武士らしい容子(ようす)があった。二人は墓前に紅梅の枝を手向(たむ)けた。それから新しい四基の石塔に順々に水...


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