正当性

 

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2010年01月16日 16:45:01
2010年01月29日 22:21:10
2010年02月6日 14:56:03
2009年11月15日 11:10:00

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「正当性」を含む小説

経済学及び課税の諸原理 - リカードウ デイヴィッド
  • ...」理性と心情とは互に正当性を主張して「水掛論になる。正当な断案は下さない」と云って、そのまま次に進んでいるのである。バックには、この作品ではまだ語らずにいる「断案」を次の作のために用意しているのかもしれない。次の作品の主題として「闘える天使」の中では注意ぶかく埋められてあるものなのかもしれない。それにしても、この作品の根本的な限界はキリスト教の信仰そのものへの分析が行われていないことと、この理性と心との対立の中に認められる。人間の行為が、その人の主義ではどんなに善意からされたものであろうとも、客観的事情からは反対物となり得る。その人の正しさそのものさえ相対的関係の中では反対に現れることさえある...
中国に於ける二人のアメリカ婦人 アグネス・スメドレーとパァル・バック - 宮本 百合子
  • ...」理性と心情とは互に正当性を主張して「水掛論になる。正当な断案は下さない」と云って、そのまま次に進んでいるのである。バックには、この作品ではまだ語らずにいる「断案」を次の作のために用意しているのかもしれない。次の作品の主題として「闘える天使」の中では注意ぶかく埋められてあるものなのかもしれない。それにしても、この作品の根本的な限界はキリスト教の信仰そのものへの分析が行われていないことと、この理性と心との対立の中に認められる。人間の行為が、その人の主義ではどんなに善意からされたものであろうとも、客観的事情からは反対物となり得る。その人の正しさそのものさえ相対的関係の中では反対に現れることさえある...
しかし昔にはかえらない - 宮本 百合子
  • ...はないし、「立場」の正当性ばかりで成立することでもない。それはそれとして自身の存在をたたかい、確立をかちとらなければならない。すべての人民の事業はきびしく同じ現実にさらされている。  その点では、民主出版事業の自己批判がたゆみなくもとめられるのである。しかし、すべての善意の民主的出版社が自身の拙劣さとひとりよがりだけの原因で、経営破綻したものだろうか。たとえば「民報」がつぶれたのは、編集が下手だったからではなかった。金がない、という原因からばかりでのことでもなかった。もとより読者の支持がなかったから、つぶれたのではなかった。苦闘していた「民報」の最後に打撃を加えた出火事件の真相に対して、官憲...
純粋経済学要論 01 上巻 - ワルラス マリー・エスプリ・レオン
  • ...」理性と心情とは互に正当性を主張して「水掛論になる。正当な断案は下さない」と云って、そのまま次に進んでいるのである。バックには、この作品ではまだ語らずにいる「断案」を次の作のために用意しているのかもしれない。次の作品の主題として「闘える天使」の中では注意ぶかく埋められてあるものなのかもしれない。それにしても、この作品の根本的な限界はキリスト教の信仰そのものへの分析が行われていないことと、この理性と心との対立の中に認められる。人間の行為が、その人の主義ではどんなに善意からされたものであろうとも、客観的事情からは反対物となり得る。その人の正しさそのものさえ相対的関係の中では反対に現れることさえある...
十月の文芸時評 - 宮本 百合子
  • ...はその評言の社会的な正当性を認めている。丁度その評言の真只中に全篇の終りは曲線を描いて陥りこんでしまっているのである。         残された一つの疑問 「習俗記」(芹沢光治良・改造)「葉山汲子」(舟橋聖一)「新しき塩」(荒木巍・中央公論)「未練」(宇野千代・同)「空白」(立野信之)そのほかいくつかの小説をこの数日の間に読んだのであるが、結局私の心にはその一作一作についての感想を語る興味が生ぜず、むしろ総括的な一つの疑問がのこされた。何故なら、以上の諸作品が、それぞれの作家にとって自信あるものでないことは誰の読後感においても明らかなことであるから。ただ、これらの沢山の小説のほとん...


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