筆談

 

筆談 ( ひつだん )     筆談についてまとめて読む

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2010年01月11日 23:16:34
2010年01月18日 11:06:09
2010年01月25日 13:06:00
2010年01月25日 13:19:00
2010年01月11日 10:21:00

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月世界跋渉記 - 江見 水蔭
  • ...でこの後は用事の時は筆談する事として、又ずんずん向うに進んでいると、晴次の踏んだ石がグラッと揺いでそこに一つの穴を見出した。極めて小さな穴だが月野博士は注意してその中を覗いていたが、何を思ったか洋寸(マッチ)を出して火を点ずるとパッと火が付いた。博士は大喜びで四辺の石を少しばかりとりのけてその中に飛び込み、中から手招きをするので、いずれも中に這入ると博士は仮面を脱いで、 「この穴には空気が充満している。」  今度は声が聞えた。 「これは何かの具合でこの穴にずっと昔の空気が残っていたんだ。」といいながら又懐中|洋燈(ランプ)を点じてそれを高く翳(かざ)して隈なく四辺を見回した。  一行の...
日本脱出記 - 大杉 栄
  • ...かは話もできず、また筆談もできそうになかった。僕は少々途方にくれた。ほかへ行くにも前に知っている支那人や朝鮮人は今はみなロシアに行ってしまった筈だ。新政治家の友人も、その後陳烱明の謀叛のために広東を落ちて、たぶん今は上海にいるんだろうとは思ったが、どこにいるんだか分らなかった。こんなことなら、あらかじめBに僕の来ることを知らして置くんだった、とも思った。が、今さらそんな無駄なことを考えても仕方がない。どこか西洋人経営のホテルを探しに行くか、あるいはここに坐り込んでBの帰るのを待つかだ。僕は長崎から上海までの暴風で大ぶ疲れていたので、そしてまたよくは分らないがBがすぐ帰って来そうな話しぶりなので...
中国怪奇小説集 11 異聞総録・其他(宋) - 岡本 綺堂
  • ...にも出ている。(夢渓筆談) 底本:「中国怪奇小説集」光文社文庫、光文社    1994(平成6)年4月20日初版1刷発行 ※校正には、1999(平成11)年11月5日3刷を使用しました。 入力:tatsuki 校正:小林繁雄 2003年7月31日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
夢は呼び交す ――黙子覚書―― - 蒲原 有明
  • ...場合は、客に一方的な筆談を煩(わずら)わすことになる。それでは客に対して気の毒でならない。そういうようなわけで、たずねて来てくれる客も絶えがちになり、こちらからはもとより往訪も出来ない。かれの孤独は一層甚しくなる。それにもかかわらず、鶴見はよく堪えて、静かに引籠(ひきこも)って、僅かにその残年を送っているのである。  その鶴見がきょうは珍らしく機嫌が好い。梅の花が咲き初めたということがまだかれの思考を繋ぎとめているらしい。 『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』に「梅花の巻」といわれているものがある。かれはそうと気がついて、急に見たくなって、傍(そば)に書架(しょか)があれば、手を出してそ...


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