自由

 

自由 ( じゆう )     自由についてまとめて読む

義務を果たし獲得するもの


自由度と自由がある。
自由度とは、たとえば制度上で用意された選択幅、たとえば有給休暇取得権利日数。
自由とは、実際に有給休暇がどう取られているか、その取得様相である。

長谷川晃 http://raycy.seesaa.net/article/43735327.html によれば、日本に無いもの。日本には自由度 liberty リバティが用意されていたとしても、自由 freedom フリーダム 設定枠内での行使が不充分な社会だとされた。では、自由な社会の有給休暇取得率分布はどのようであろうか?

自粛的社会。ま、その向こうに行けば、そっちは地獄かもしれない、そっちに落ち込んじゃえばね。難しいところだが、、

参考文献
日本女性が世界を変える―母系社会・日本の繁栄と課題 長谷川 晃 http://raycy.seesaa.net/article/43735327.html

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あの頃の自分の事 - 芥川 竜之介
  • ...書いてゐる時の氏は、自由で、快活で、正直で、如何にも青い艸(くさ)を得た驢馬(ろば)のやうに、純真無垢な所があつた。従つてそれだけの領域では、田山氏はユニイクだと云はうが何だらうが差支へない。が、氏を自然主義の小説家たり、且(かつ)思想家たる文壇の泰斗(たいと)と考へる事は、今よりも更に出来憎かつた。遠慮のない所を云ふと、自然主義運動に於ける氏の功績の如きも、「何しろ時代が時代だつたからね」なぞと軽蔑(けいべつ)してゐたものである。  大体こんなやうな気焔をあげてから、又成瀬と二人で、久米の下宿を出た。出た時分には、短い冬の日脚が、もう往来へ長い影を落してゐた。我々は我々のよく知つてゐる、し...
或阿呆の一生 - 芥川 竜之介
  • ...に又彼も彼の弟の為に自由を失つてゐるのに違ひなかつた。彼の親戚は彼の弟に「彼を見慣(みなら)へ」と言ひつづけてゐた。しかしそれは彼自身には手足を縛られるのも同じことだつた。彼等は取り組み合つたまま、とうとう縁先へ転(ころ)げて行つた。縁先の庭には百日紅(さるすべり)が一本、――彼は未だに覚えてゐる。――雨を持つた空の下に赤光りに花を盛り上げてゐた。      三十三 英雄  彼はヴオルテエルの家の窓からいつか高い山を見上げてゐた。氷河の懸つた山の上には禿鷹(はげたか)の影さへ見えなかつた。が、背の低い露西亜(ロシア)人が一人、執拗(しつえう)に山道を登りつづけてゐた。  ヴオルテ...
或敵打の話 - 芥川 竜之介
  • ...莫とした心もちから、自由になる事が出来たのであった。  渋谷(しぶや)の金王桜(こんおうざくら)の評判が、洗湯(せんとう)の二階に賑わう頃、彼は楓の真心に感じて、とうとう敵打(かたきうち)の大事を打ち明けた。すると思いがけなく彼女の口から、兵衛らしい侍が松江(まつえ)藩の侍たちと一しょに、一月(ひとつき)ばかり以前和泉屋へ遊びに来たと云う事がわかった。幸(さいわい)、その侍の相方(あいかた)の籤(くじ)を引いた楓は、面体(めんてい)から持ち物まで、かなりはっきりした記憶を持っていた。のみならず彼が二三日|中(うち)に、江戸を立って雲州(うんしゅう)松江(まつえ)へ赴(おもむ)こうとしている事...
或旧友へ送る手記 - 芥川 竜之介
  • ...は又僕の自殺する時を自由に選ぶことの出来ると云ふ便宜もあつたのに違ひない。  最後に僕の工夫したのは家族たちに気づかれないやうに巧みに自殺することである。これは数箇月準備した後、兎に角或自信に到達した。(それ等の細部に亘(わた)ることは僕に好意を持つてゐる人々の為に書くわけには行かない。尤(もつと)もここに書いたにしろ、法律上の自殺|幇助罪(ほうじよざい)※このくらゐ滑稽な罪名はない。若しこの法律を適用すれば、どの位犯罪人の数を殖(ふ)やすことであらう。薬局や銃砲店や剃刀屋(かみそりや)はたとひ「知らない」と言つたにもせよ、我々人間の言葉や表情に我々の意志の現れる限り、多少の嫌疑を受けなけれ...
案頭の書 - 芥川 竜之介
  • ...かはりて、相手の女を自由にする事、又なき楽しみにあらずや」と云へば、頗(すこぶ)る便利なる転身(てんしん)と云ふべし。爾来(じらい)大豆右衛門、色を天下に漁(ぎよ)すと雖も、迷宮(めいきゆう)に似たる人生は容易に幸福を与ふるものにあらず。たとへば巻一の「姉(あね)の異見|耳痛樫木枕(みみいたいかたぎまくら)」を見よ。 「台所より飛びあがり、奥の方を心がけ、襖(ふすま)のすこし明(あ)きたるあひよりそつと下(お)りて大座敷へ出(いで)、(中略)唐更紗(たうざらさ)の暖簾(のれん)あげて、長四畳(ながよでふ)の間(ま)を過ぎ、一だんたかき小座敷あつて、有明(ありあけ)の火明らかに、是(これ)ぞ此...


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