駄菓子屋

 

駄菓子屋 ( だがしや )     駄菓子屋についてまとめて読む

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2009年12月15日 22:55:02
2009年11月22日 23:06:05
2009年11月22日 23:11:02
2009年11月22日 23:11:03

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「駄菓子屋」を含む小説

備忘録 - 寺田 寅彦
  • ...ょっと普通の菓子屋|駄菓子屋(だがしや)には見当たらない。聞いてみるとキャラメルやチョコレートにだんだん圧迫されて、今ではこれを製造するものがきわめてまれになったそうである。もっとも小粒で青黄赤などに着色して小さなガラスびんに入れて売っているのがあるが、あれは少し製法がちがうそうである。  この金米糖のできあがる過程が実に不思議なものである。私の聞いたところでは、純良な砂糖に少量の水を加えて鍋(なべ)の中で溶かしてどろどろした液体とする。それに金米糖の心核となるべき芥子粒(けしつぶ)を入れて杓子(しゃくし)で攪拌(かくはん)し、しゃくい上げしゃくい上げしていると自然にああいう形にできあがるの...
多神教 - 泉 鏡花
  • ...ばあ)さんの、ほれ、駄菓子屋の奥に、ちらちらする、白いものがあっけえ。町での御恩人ぞい。恥しい病(やまい)さあって隠れてござるで、ほっても垣(かき)のぞきなどせまいぞ、と婆さんが言うだでな。 笛の男 癩(かったい)ずらか。 太鼓の男 恥しい病ちゅうで。 おかめの面の男 ほんでも、孕(はら)んだ娘だべか。 禰宜 女子(おなご)が正しい懐妊は恥ではないのじゃ。それでは、毎晩、真夜中に、あの馬も通らぬ一本橋を渡ったじゃなあ。 道化の面の男 女の一念だで一本橋を渡らいでかよ。ここら奥の谿河(たにがわ)だけれど、ずっと川下(かわしも)で、東海道の大井川(おおいがわ)より大(で)かいという、長柄...
一寸怪 - 泉 鏡花
  • ...の娘の親子二人暮しの駄菓子屋があった、その娘が境内(けいない)の物置に入るのを誰かがちらりと見た、間もなく、その物置から、出火したので、早速(さっそく)馳付(かけつ)けたけれども、それだけはとうとう焼けた。この娘かと云うので、拷問めいた事までしたが、見たものの過失で、焼けはじめの頃自分の内に居た事が明(あきらか)に分って、未(いま)だに不思議な話になっているそうである。初めに話した静岡の家(うち)にも、矢張(やっぱり)十三四の子守娘が居たと云う、房州にも矢張(やっぱり)居る、今のにも、娘がついて居る、十三四の女の子とは何だかその間に関係があるらしくなる。これは如何(どう)いうものか、解らない。...
鰊漁場 - 島木 健作
  • ...おれそうだった。角の駄菓子屋で塩あんの大福を五銭だけ買い、それを食いながら、街路の上にようやく人通りの増して来た町のなかへ彼は這入って行った。  長い道のりのあいだ、行手にあたって絶えず見えかくれしていた積丹(しゃこたん)岳は、山裾までその姿をあらわしてすぐ目の前に突っ立っていた。三月に入ると急に気温が高まり、街路の雪が足に重たくべたつくような日がもう三四日つづいていた。見あげると積丹岳の上に重々しくかぶさっていた雪雲はいつか少しずつ割れて行き、その隙間からは晴々とした青い空がのぞかれるのであった。ときどき思い出したように雪がちぎれとんだ。空は晴れていながら、どうかして日の光がうっすらとかげ...
斗南先生 - 中島 敦
  • ...。また、三造の妹に、駄菓子屋へ行って、キャラメルを五円買って与えた話。そんなことを彼はゴトゴト揺られながら思い出していた。その三造の妹は二年前に四歳で死んだ。それを大変悲しんだ伯父はその時こんな詩を作った。 毎我出門挽吾衣 翁々此去復何時 今日睦児出門去 千年万年終不帰  睦子とはその妹の名である。三造には漢詩の巧拙は分らなかった。従って伯父の詩で記憶しているのもほとんどないのであるが、今、次のようなのがあったのを、ひょっと思い出した。その冗談めいた自嘲の調子が彼の注意を惹いたものであろうか。 悪詩悪筆 自欺欺人 億千万劫 不免蛇身  口の中で、しばら...


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