
キーワード選定の基礎編では選定の大まかな流れについて解説しました。
ぼんやりとキーワードの選定の流れを掴んだと思います。
ではそんな流れを踏まえてキーワードを選定する様々なパターンを解説して行こうと思います。
Contents
【グッドキーワード】の活用
基礎編にて【サジェストワード】という言葉が出てきたと思います。
☝こんなのですね。
そんなサジェストワードが役に立つと言っても【あ】から【い】【う】・・・と、順に検索して行くのは非常に非効率ですよね。
そんな時に重宝するのが【グッドキーワード】というサイト。
グッドキーワード内の検索ボックスにワードを打ち込む事で50音順にサジェストワードが表示され、いちいち検索する手間を省くことが出来ます。
サジェストワードを洗い出す際に是非活用してみましょう!
グッドキーワードの使用方法
グッドキーワードの使用方法はまず①の【Googleサジェスト】を選択、②に関連キーワードを探したいワードを入力し検索します。
検索結果の上部に出てくるのが【検索ボリュームの多いワード】で、その下は【あ~Z】までの検索需要の高いワードとなります。
グッドキーワードを用いてライバルチェック
せっかく良いキーワードを拾ってきても基本的にライバルの多いキーワードだと衝突してしまい予想していたアクセスを集める事が出来ない場合があります。
その為【ライバルチェックしライバルを避ける】必要があります。
その手法について解説して参ります。
複合ワードで検索する
始めに記事を書くネタを拾ってきたとしましょう。
例題として基礎編でも使用した【イチロー】さんの【引退】について、そのニュースを受けた場合の検索需要が上がるであろう【イチロー】さんについて書いて行きましょう。
まずはグッドキーワードにて【イチロー】と検索をかけ、関連キーワードをピックアップして行きます。
この時に出てきた【イチロー+○○】という複合ワードを検索して行きます。
イチローさんの引退という2語でも、コレだけの有名人だとかなり記事がある状況です。 2語では何ページ先までもズラリと記事がある状況です。
2語でも検索ボリュームが多い場合は3語4語とサジェストワードが出てくる場合がありますので、そちらもチェックして行きましょう。
すると【イチロー 引退 名言】という複合ワードを検索すると、そのワードを使っている記事はたったの1記事でした。
という事で【ここは狙っていける‼】という事が分かります。
・・・という、このような流れでライバルチェックを行いライバルの少ない(いない)キーワードを狙っていくのが基本の流れとなります。
このように3語を用いてアクセスを集めて行く事でだんだんと【イチロー 引退】の2語でも上位に表示されていくようになり、よりアクセスを獲得できるようになっていきます。
ライバルチェック時の記事数の基準
この辺は明確な基準というものは無いのですが、おおまかな目安はあります。
狙うパターンごとに解説して行きます。
3語以上の複合ワードを狙う場合
前述の【イチロー 引退 名言】のような3語以上の複合ワードを用いる場合は・・・
【3記事以上ある場合は避ける】
という基準で判断した方が無難でしょう。
理由としてはただでさえ3語まで検索するユーザーは少な目なのに検索の母数が少ない所で多くの記事が存在していたらアクセスが獲得できないからです。
ですので3語以上を用いる場合は【ライバルが3記事以内】を意識しておきましょう。
2語の複合ワードを狙う場合
【イチロー 引退】のような2語のワードで狙う場合は
1ページ目に【イチロー 引退】のワードが入っていない記事が5記事以上あった場合はチャンスと言えます。
・・・すみません、分かりにくいですね・・・
【いページ目に表示された記事数の半分以下が(イチロー 引退)を含んでいない場合】
ですね。
どんな関連ワードであっても需要があれば1ページ目に入っていれば、そこそこのアクセスは必ず獲得できますので狙い目と言えます。
ただ稀にSEOの関係上で検索したワードが入っているのに、そのワードの無い記事が上位表示され、自分の記事が2ページ目になる場合もあるので一応チェックも怠らない様にしておきましょう。
ただ逆パターンもあり、無料ブログ(アメブロやシーサーなど)が上位にいる場合はSEOによっては抜くことが出来る場合もあります、その為ある程度ブログが育ってきたと実感してきた場合は積極的に狙っていくと良いです。
ニュースサイトが上位表示している場合
大き過ぎるネタの場合、1ページ目や上位表示はほとんど大手ニュースサイトでひしめき合います。
この場合はどうしてもニュースサイトへと流れてしまう傾向があるので、あえて
【関連ワードや連想ワード】で上手くかわしていく事を意識しておきましょう。
堅実にアクセスを得るための手法【ずらし】
ライバルチェックをしつつ需要のあるワードの狙い方を意識しながら検索需要を先読みして行く手法の応用で【ずらし】というテクニックがあります。
基礎編でも軽く触れましたが【ずらし】と言うのは・・・
【言葉のずらし】
【需要のずらし】
という2種類が存在します。
順に解説して参ります。
【言葉のずらし】とは?
言葉のずらしとは、同義語を用いて【ライバルをかわす】手法です。
例えば【イチロー】さんの【引退】の【発表】が話題になっている場合は【イチロー 引退発表】と言うキーワードが乱立する事になります。
当然この場合、そこには需要が発生するのでアクセスは見込めます。
しかしそれは上位表示した場合の話。
多くの場合は話題となっているワードは大手ニュースメディアやSEOの強いトレンドブロガーの記事でひしめき合い上位表示などとてもでは無く不可能となります。
その為【発表】の同義語を用い、ユーザーが別の言葉で検索する事を見越して言葉のずらしを行います。
今回のパターンの場合は【発表】の同義語ならば【公表】【宣言】などでしょうか。
言葉の意味が一緒ならば、必ず別の言葉を用いて検索するユーザーは一定数いますのでこのテクニックはライバルをかわしてアクセスを呼び込む手法として役に立ちます。
【需要のずらし】とは?
需要のずらしとは、ある物事に対して別の視点で切り込んでいく手法となります。
また例に挙げますが今度は福原愛さんが結婚するというニュースが流れた場合。
【福原愛 結婚】のキーワードで記事を書いていてはライバルの関係上、アクセスの獲得は困難になります。
ですが、せっかくのビッグチャンスのニュース、アクセスは獲得したいものです。
そこで【需要のずらし】の手法を用います。
福原愛さんが結婚するとなった場合、当然【相手】などに注目が集まります。
人は新たな情報を求める物なので、結婚報道が有った場合、相手は分かっているもの、福原愛さんのお相手は【江宏傑(こうこうけつ)】ですが、名前のの読み方や出身国がどこなのか?
一瞬で分かる人は少ないと思います。
その先の、ルックスは?職業は?何歳なの?などなどいくつも疑問が枝分かれして行きます。
要はこの枝分かれして行くだろう需要のあるキーワードを拾って行く事でアクセスを掴み取る事が出来るという事。
まとめると報道されたニュースからメインキーワード(主語)の後に来る【結婚】や【引退】などのワードから人がどのように枝分かれして欲しい情報が生まれてくるか。
その需要を別の視点から切り込んで枝分かれした需要を拾うという事です。
キーワード選定のNG例
キーワード選定のライバルチェックや手法などを解説してきましたが今度は全くの逆のキーワード選定のNG例を挙げて行きます。
要するに【このようなキーワード選定をしていてはどんなに記事が良くてもいつまでもアクセスを集められませんよ‼】という事です。
一般サイトに需要の無いキーワード
さて、これがどういう意味かと言うと・・・
『どんなに需要があるキーワードであっても、ボクらが構築して行く【一般サイト】に需要の無いキーワードを選ぶとアクセスが来ない』
という事。例を挙げます。
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この辺でしょうか・・・
CDは欲しい人が検索します=通販サイトなどに流れる。
要するにボクらの一般サイトとは縁が無い訳です。
YOUTUBEやwikiも同じ、その事柄はYOUTUBEやwikiに需要がある訳で、わざわざ違うサイトであるボクらの一般サイトに足を運ぶ訳がありません。
事件の概要や経緯もニュースサイトを見れば一発解決!いちいちニュースサイト見て作られたボクらの一般サイトで経緯や概要を見に来るわけありませんよね。
だとすれば違う視点で見ましょう。
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こうすると全く意味が変わってきます。NG例との見極めを選定したキーワードを見て判断しましょう。
当然ですがGoogleが禁止しているコンテンツや非公式にアップロードされた違法のCD音源や動画は取り扱わない様にして下さいね!自身のサイトにペナルティが科せられます!
うっかりと使いがちな以下のワードも気を付けておきましょう。
- ビール・ワイン(酒類)
- タバコ
- 薬物・ドラッグ
- バスト・カップなどの女性のスタイルを連想させるワード(アダルト関連)
この辺りは分かっていてもついうっかり使用してしまいがちなので意識しておく事が大事です。気を付けておきましょうね‼